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講師のブログ 講師インタビュー 香取貴信

香取貴信さんインタビュー「人生勝ち抜きトーナメントじゃなくて総当たりリーグ戦」


ディズニー研修セミナー.com講師の香取貴信さんにインタビューさせていただきました。

新人コンサル時代の先輩の言葉

コンサル会社にスカウトされて転職したんですけど、これがまた大変で「勤務時間は9時−5時」と説明されて入社したら、「5時」が「17時」じゃなくてなんと「朝の5時」。つらかったねー。

でもあるとき先輩にこう言われたんだよ。

「自分がもらう給料の3倍稼がないと会社は成り立たないんだよ。このオフィスの家賃もあるじゃん。社会保険も会社が負担してる。お前、3倍稼げてる?」って。

もちろん3倍も稼げてないわけだ。

「3倍稼げてないだろ。じゃあお前の給料は会社にとって赤字なんだよな。でもちゃんと払われてるじゃん。どうしてだと思う?先輩の誰かがお前の分も稼いでくれてるからなんだよ。」

「じゃあその先輩に対して、お前は何ができるんだろうな。」

「机拭く、トイレ掃除、パソコン掃除、こういうのが今のお前の成果物になるんだよ。それがお前の給料を負担してもらってる先輩へのお返しだな。」

「だからお前の仕事が終わったら、先輩に「何かお手伝いすることありませんか?」って聞いて、みんなが「帰っていいよ」って言われてからやっと帰るくらいで、新人時代はちょうどいいんだよ。」

今でいうとブラック企業だよね。(笑)

さらに先輩の言葉は続くんだよ。

「いまお前、やってらんねーって思ってるだろ?でもこれってすごい大事で、先輩に可愛がられないやつはお客さんにも可愛がられないんだよ。お客さんに可愛がられないやつは仕事できない。だからまず先輩に可愛がられるためにはどうしたらいいと思う?」

「それは、誰でもできるような雑用の仕事をしっかりやること。」

「最初からかっこいい仕事とか絶対無理だから。そんなことさせるわけないじゃん。でも誰でもできるような雑用をしっかりやれる子には、次のレベルの仕事を任せてみようかなって思えるんだよ。それを繰り返すと、お前は先輩からもお客さんからも可愛がられる人間になれるよ。」

いまはこの先輩が言うこともよくわかる。ハングリー精神は絶対にあったほうがいい。そしてそのハングリーな姿勢が似合う年齢というものがある。若いときはそのハングリーさでたくさんの人が応援してくれることもいっぱいあるから。この先輩に出会えて本当によかったね。

ディズニーランドのすごさ

名前が彫ってある名札

オリエンタルランドにアルバイトで入社してまず一番最初にびっくりしたのは、名札。飲食店でも名札ないところも多いし、あっても紙にペンで書いてあったりするくらいだよね。

ディズニーは違うよ。彫ってあるのよ。香取貴信って。入ったばかりでいつ辞めるかわかんないおれの名前が彫ってあるのよ。びっくりしたねー。でもそれくらい、おれのこと大事にしてくれてるんだ、ってうれしかったの覚えてる。

こういうこと話すとね、「やっぱりディズニーは違う」ってよく言われるんだけど、もちろんディズニーはすごいんだよ。でもじつはディズニーじゃなくてもできるんだよね、本当は。

もちろん名札に名前を彫ってなくてもいいんだけど、店長がそこらへんのペンでさらっと書いた名札渡されるのと、100回練習して一番きれいに書けた名札渡すのはやっぱりもらうほうのやる気って全然違うと思うんだよね。でもこれって、お金かからないじゃん。お金かけなくてもスタッフを喜ばせることってできると思うよ。

ディズニーランドができた理由を全スタッフが言える

ディズニーランドは日本だけでも2万人のアルバイトスタッフが働いているけど、その2万人全員が「ディズニーランドができた理由」「ウォルト・ディズニーがどうしてディズニーランドを作ろうと思ったか」を説明できるって知ってた?

ウォルトさんが家族で遊園地に出かけて、こどもは楽しいのに大人はピーナッツ食べてばかりで全然楽しんでない。そこで「親と子供が一緒に楽しめる場所があるべきだ」ってディズニーランドを作ろうと思ったの。

おれも辞めて随分経つけどいつまでも覚えてるし、多分ディズニーで働いたことのあるスタッフは全員覚えてると思うよ。なんでだと思う?

「入社して一番最初に教えてもらうこと」だから。

会社で言うと経営理念に近いのかな。この会社はなんのためにあるのか、みんなどこに向かって頑張っているのかを、何よりもまず一番最初に教えるってことがどれだけ大事かってことだよね。

後ろにウォルト・ディズニーがいると思って判断する

アメリカのディズニーのスタッフと話すことがあって、ふと「そういうときってどうやって判断してんの?」って聞いたことがあるんだよね。そしたらなんて答えたと思う?

「うしろにウォルトがいると思って判断しています。」って言うんだよ。

それ聞いてびっくりしてね。なんでかって、おれもそう思ってたから。おれもいろいろ責任ある仕事させてもらえるようになって迷うこともあるわけよ。そのときに「ウォルトだったらどうするだろうな」って考えてたんだよね。

ディズニーでの仕事で思い出深い出来事

ディズニーランドを卒業してからしばらくたったころ、ある先輩から「「昔乗ったジャングルクルーズの人に憧れて入社しました」って子がいるんだけど、その子が憧れてるのって香取くんのことじゃないかな。」って連絡があったの。

なんか話を聞いてみると、ジャングルクルーズでおれのボートにのって「いつかジャングルクルーズのスタッフになる!」って決めたらしくて、その子がそのあとたまたま、おれの本を読んでくれたみたいで、やっぱり「ジャングルクルーズやりたい!」って気持ちを強くして、やっと入社できたらしいんだよね。

そして教育を担当してくれた先輩といろいろ話しているなかで、「あれ?それ香取くんのこと?香取くんなら知ってるよ」ってつながって。自分が大好きな仕事で、こうやって憧れてくれるってうれしいよね。

今後伝えていきたいこと

たとえば新入社員研修とか17年やってきてます。そこで最後に夢の話をするんだよね。

おれは、夢がなくて悩んだタイプ。夢があるやつがすごくて、夢がない自分を責めているときもあったし。夢を聞かれるのがすごくいやだったね。

でも最近はこう言ってる。

夢は、得意不得意と一緒だって。夢がなくても普通、焦らなくてもいいよって。

もし夢がなかったら、夢があるやつを応援したらいい。投げた球がボールが返ってくるから。

もし夢があるやつはいいふらせ。

おれはヤンキーだったけど、ヤンキーは世界を変えられなかった。オタクこそが世界を変えると思ってる。オタクの次に博士になれ!って。

そうするとね、「オタクでもいいんだ、と思えた」という感想が届くのよ。

もしかしたらね、「夢を持て」という言葉が、落ちこぼれをつくっている可能性もあるよね。おれ自身が落ちこぼれだったから、そういう考えというかそういった目線は失いたくないな。

人生勝ち抜きトーナメントじゃなくて総当たりリーグ戦だから。いつからでも復活できるから。

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香取 貴信

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