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講師のブログ 香取貴信

講演「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」:文字起こし(抜粋)_vol1

動画

文字起こし(抜粋)(startー13:41まで)

有限会社香取感動マネジメントの香取貴信です。今日皆さんにお話しするテーマは『社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった』っていうテーマで。

 

僕自身、働き出したのは今からもう32年前?か。ちょうどね16の時にアルバイトディズニーランドでやりました。そっから、約8年ぐらいやらさせてもらうんですけれども主にあの僕がやらせてもらっていたのが、ジャングルクルーズですとか、イッツアスモールワールド・シンデレラ城ミステリーツアーって言って、主にこうお客様をですね“乗り物に乗せて楽しませる”そんなところを中心にさせてもらってました。

 

せっかくですからね、ちょっと・・・・・やってみますね(笑) ジャングルクルーズはご存知ですか?あ、知ってますか。作られたジャングルの中を(笑)え、いやすみません。夢と魔法で出来たジャングルの中を約10分ぐらいかけておもしろおかしく探検していこう!みたいなそんなアトラクション、なんですがじゃあそこの最初のところだけでもねやってみようと思います。

 

あの大事なのは皆さんが持ってるイメージですね。ここがジャングルだと思って聞いていただければと思うんです。じゃ行ってみましょう!!

 

いやー、お待たせしました!青い空!!白い雲!!やってまいりました!皆さんのボート、アマゾンアニー号の到着です!皆さ~んこんにちは~~!!!ジャングルクルーズへようこそ!私がこのアマゾンアニー号の船長の香取です。これから皆さんを危険がいっぱいのジャングルへご案内します。そう何が起こるかわからないのがジャングル。二度と戻ってこないかもしない!!そこでほら!後ろを振り返ってみてください!私たちのためにたくさんの見送りの人たちがいます。45分も並んでくれてます。一緒に見送りの人に元気よく手を振ってお別れしましょう。行きますよ~右手を上げて~~、せ~~の、バイバーイ!!!

 

今でこそですね、僕はこんな風に流暢にこう喋れてますけれども、あのもちろんこれはですね、最初から出来たわけではないです。あの、高を括ってました。これなら楽勝だ!と。乗ったことあるし!!って思ってましたし。まさかね初日からお客様の前に出されないだろう!って思ってました。ですから、実はあんまり勉強しないままに初日を迎えるんです。

 

でも、ところがですねこれがまた幸か不幸か、実は初日から・・・だったんですね。もうお客様の前に、こうね、出されちゃいまして、まぁまぁいきなりすぐには出ないんでちゃんとあの裏で練習をします。先輩と二人っきりになったの。誰も乗せないボートってのを作ってあの中を僕と先輩2人で、もうそれこそだから朝から、もう何周も何周も回って練習していくんですがただですね僕の先輩がたぶん途中で、練習とかね飽きたんでしょうね。昼前ぐらいになって呼び出されて言われたんですね。

 

ねぇねぇねぇねぇ香取君、そろそろさぁ、練習もういいんじゃないなの~?とかって笑って。そう言われると、あとはもう勢いですね。そうっすね、じゃあ先輩俺行っちゃいますか~~ってね。多分そんなノリで乗りました。途中、やっぱり緊張するんですよね。半分ぐらいですか、緊張しながらもそれでもこうなんとか行けてたんですが半分過ぎたぐらいで緊張もピークに達しまして実は覚えてたやつとかも何もかも途中であの全部こう忘れちゃった・・・んですね。

 

で、またあの、あれね忘れたからって言ってまた黙ってるわけにはやっぱりこう、行かなくてですね・・・ま、そうですね、黙ってたらですね、あんなつまんないアトラクションないですよね。でも一緒に乗ってる僕の先輩も真っ青ですよ。途中でも喋れなくなって凍りついたから後ろで必死ですね。(香取君、何か言え~!)って(笑) (進め~!)みたいな感じなんですよ(笑)わかってんだよ。言えるんだったら言ってるよみたいな感じですけど。でも頭が真っ白になって。

 

でも何か言わなきゃいけないからそん時は本当もう必死でしたね。そっから先は、もう本当見たまんまを言ってました。ですから本当につまんなかったですね(笑) 再現すると、こんな感じですね。「じゃあ度はみなさん、右側を見てくださ~い。は~い、象で~す。」みたいにね。「鼻長いっすね~」とか言って(笑) あとの5分はもうそんなんでごまかしましたからまあお客様もカンカンです。そうですよね。長い時間待ってくれてるしね。また期待もしていてくれてるんで。ですから、降りていく時にみんなから文句を言われました。やっぱお客様はちゃんとの文句はですねあの聞こえるように・・・言いますね(笑) 「今日つまんなかったよね」「今日ハズレ~」とか。ですね(笑)「あの人絶対今日初めてだよね~」とか指差されたりして。

 

それでも中には優しい人もいて、近寄って来てくれてかわいそうだって思ってくれたんでしょうね。あの励ましてくれようとするんですよ。こう、ツカツカって出てきて、「ねぇお兄ちゃん結構面白かったよ」とか「そんなに気を落とさないのー!」とかってですね。それが一番凹むんだよ!っちゅう感じですよね。

 

ですから、僕の場合ですね、本当に失敗しながらやってきたっちゅーのが正直なとこです。で、まず最初にですね、なぜ自分みたいな出来損ないがディズニーランドでバイトを始めたかって言ったところなんですが、これはもう本にも書いた通りで、僕の場合は、誇れるような動機があって入ったわけではないです!!

 

その時はですねまさか自分があのあそこで働くなんちゅーのは本当に僕はこれっぽっちも思ってないんですよ。自分にとってのディズニーランドの印象というのが、もう、あそこ気持ち悪い場所だってのが僕の最初の印象です。だから、まさか自分がそこで働くなんか想像もしてなくてね。これ何が気持ち悪かったかって言うとたぶんね、これ行ったことのある人同じように経験されてるんじゃないかなと思うんですが、あそこにいる従業員のそれこそ多くがありえないぐらい、あの、優しいですね(笑)

 

中でも一番ねこいつ気持ち悪いなと思ったのは普通に歩いてるだけですね、パーク中ね、そうすると、あそこんとこ従業員の人がいっぱい外立ってたりします。ね。歩いてると立ってる従業員の人と目が合う瞬間ってあるじゃないですかね、そうするとあそこの従業員、目が合った瞬間ですもんね。みんな・・・こうね(笑顔つくって(笑))ニコって笑いますよね・・うぉーなんじゃーって思ってずっと見てると、寄ってくるんですよ。こんにちは!どうかしましたー?とかって。いやいやお前がどうかしてんだろって感じでしょ。(笑)

 

いや、僕ね、そんなんが、されたことがなかったんです。だから、されればされるほど、あの、思ったんですね。 あ、これ絶対時給良いぞ…と。ね、だって金がよくなかったらあんなにイキイキわくわく働けるわけがないって思ってました。これが2つ目の理由ですね。ただ入ってみて分かったんですが、時給がね全然良くないです。

そんな調子でまあ僕はスタートしたのであの正直に言うともう、やめよっかなっていうのはね、もう初日にですね、思ってました。俺絶対無理だわと。出来損ないだったんですね。その出来損ないが、あのトータルすると僕は8年続けさせてもらったんですね。

 

で、じゃあ何で8年間も続けられたかということなんですが、僕が大きかったのは俺ねそこで出会って一緒になって働く仲間だったんですよね。で、そこに僕はすごくこう恵まれて。中でも僕はその仲間の中でも先輩たちで、生まれて初めてでしたよね。「うぉーこの人みたいになりたい!」っていう人に次々と出会えていくんですね。だからあの時にあの先輩らにもし僕が会ってなかったとしたら多分すぐに辞めてましたよね。だから今日ここにはいないと思います。

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講演「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」:文字起こし(抜粋)_vol2

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