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皆さんに機能的サービス、当たり前のことを当たり前にやるっていうサービスの中で、その当たり前のことの中でお掃除についてちょっと話をして行こうと思います。
ちなみにお掃除はですね僕らは2つ目的があって、1つはきれいにすることですね。もう1つは安全性の維持っていうのがあります。これがお掃除の“何のため”。何のためにお掃除をするのか。安全性の維持ときれいにするという2つの目的があってやってるということですね。
その中で安全性の維持っていうのは赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なぐらい徹底的に掃除をすること。なので聞いたことないですか?毎日洗ってるって。
実はディズニーランドは運営が終わった後、クローズ後、お客様がいなくなった後、次の日のオープンまでの間にフォージングって言って、散水栓にホースさして壁から床からみんなで水撒いて洗うんですよ。すごいでしょ?もったいないですね(笑)ま、そんなのもやってたりするんですね。
だからそれはなぜかっていうと、赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なぐらいっていうことなんですね。それをちょっと教えてもらったエピソードを話ししようかなと思ってます。
僕あのすごくびっくりしたのは、本当にね洗ってるんすよ。だから今度泊まりに行ったらわかんのかな。ホテルでディズニーランドパークビューとかになると外が見れるんで、そうすると夜中洗ってんのがね多分で見えると思います。これ見よがしに(笑)
で、僕はすごくびっくりして、洗ってるって聞いて。「え、これ毎日やるんすか!!?」って聞いたら、「毎日だ」って。
「何のためにやるんすか?!」
「これは安全性の維持だから」
「安全性の維持でも…やりすぎじゃないですか!?(笑)いくらなんでも、洗う必要なくないですか!?」とか言って、
「そうなんだよなんて俺もそう思うんだよ」って先輩も言ってて、
「でも実はな最初に来たアメリカ人たちが言ってたんや」って。
それでお話をしてもらって、
「どういうことですか?」
「そら確かに毎日洗うのは大変だ。だけどじゃあこう考えてくれ。僕らの掃除用具をちょっと見てくれ。僕らの掃除用具はこのほうきとちりとり。」トイブルームとダストパンって言うんですけどね。
「これ、いい?これ、こうやってやって取れるようなゴミはいいだろ。でもさ、ほうきとちりとりだから取れないような小さい小石や小さな砂利はそのままになるじゃないと。」
「おーなるほどね」
「ほら、ディズニーランド見て。屋根ないから。オープンな施設だからさ、当然風が吹けば小さい小石や小さな砂利そんなものたくさんまた入ってくる。これ取れるような奴はいいよ。でも取れないような小さい小石や小さな砂利は洗い流さなかったらそのままになるでしょ。もし、じゃあこのまんま洗い流さずにオープンしたとしたら、一体どんなことが起きるか想像してみよう!」って言うんですね。
あそこね、何でもかんでも想像しろって言うんすよね(笑)ね、想像してみようって。
「僕らのお客様を考えたら分かるはずだ」って言われたんですね。
「え、どういうことですか?」って言ったら、
「僕らのお客様はね考えてごらん?赤ちゃんを抱いて遊びに来るようなお客様がいるでしょ。何かの拍子によ、その赤ちゃんがパークの床でハイハイした。これどうなる?」って。
「それこそ小さい小石や小さな砂利、昨日洗い流してなかったらそのままになるよね。もしこのままハイハイしたら、その赤ちゃんハイハイした瞬間その小さい小石や小さな砂利で、ほらこれ、手切っちゃわないか?」って。
「どうなる?手切っちゃったら。そのケガした時点でもう夢もへったくれもないでしょ。」
そりゃあの確かに傷って言ってもね小さい小石です。だから手当てをすればその傷はすぐにね治るかもしれない。
「でもね、考えてみて、その傷は治ってもそこであったね思い出は消せないもんね。僕らはそんな思い出は作りたくない。全く逆。僕らが作りたい思い出は、今目の前にいるこの人が出口を振り返る瞬間、出口を出て振り返る瞬間あるよね?振り返った瞬間こう思ってほしい。いやー今日ディズニーランド来てよかったね~~!って!!またさ、絶対来ようね!って。そんな風に思ってもらえることこれが僕らにとって最高で最大のゴールだ」と。
「もし怪我をしてしまったらそうはならないもんね。傷は治った所で思い出は消せないもん。だから毎日お掃除を徹底しよう、整理整頓を徹底しよう。最後は水で洗い流せ~って言った」って言ってました。
だから基準は赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なぐらい徹底的に掃除をしようということで、なので毎晩洗うんですね。ちなみにね、赤ちゃんがハイハイしてる姿は見たことがないです(笑)あ、でもあるかな~(笑)
でもまぁねそんなに赤ちゃんハイハイしねえだろうとかって思ったんですけど、ただねこれね僕分かったんですよ。
自分が車買う時やったかな。先輩の解体屋で車買ったんですけど(笑)ほんで、おんぼろ車でよくぶっ壊れるんですよ。ぶっ壊れて先輩に言うじゃないですか。
「いや、しょうがねえな。見てやるからこっち持って来い」って言われて、たぶんあれ、解体屋とグルですね(笑)持ってくでしょ?そうすると、そこの整備工場の工場に入れろって言われるんですよ。やっぱねそん時ですよ。見ますね。
あの「いーよいーよ入ってこい」って言われるから、こう車を運転して行くじゃないですか。その整備工場がえらい汚い。もうそこらじゅうにオイルのなんとかダンボール山積みになって、ほんで挙句の果てには先輩らが着てるつなぎね、オイルで真っ黒ですからね。その格好で乗んのかよ。みたいな感じ。
いくらなんでもそりゃねえだろうって思うじゃないですか。
やっぱりお客様は実は見てないようで見てるってのは本当で。赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なぐらい徹底的に掃除をしようということで毎日毎日洗ってるとやっぱりそれを見てお客様は信用や信頼をしてくださるんじゃないかなということだと思うんですね。
きっと、1983年4月の15日。ディズニーランドがオープンしてから今日までの間、もちろん震災やこないだのコロナで営業してない時もあったりね、その期間はやってないかもしれないですけど、それ以外はね多分ずっと洗ってますよね。これすごいな~と思いますね。
だからぜひ今度皆さんがディズニーランドに行く機会があって朝一入る機会があったら、是非あの地面をね触ってください。ほんのりね湿ってますから。あーこれきっと洗ってたんだろうなーみたいな。
なので!僕らはお掃除は赤ちゃんがハイハイしても大丈夫なぐらい徹底的に掃除をしようと。怪我をしないように安全性の維持でやってる!って言う話でした。それではまったね~~!!バイバーイ!!
最後までyoutubeをご覧いただきありがとうございます。どうでしたか?楽しかったでしょうか。またこれからもですね、楽しい話すべらない話、ちょっと心が温まるようなそんなお話をして行こうと思います。
是非チャンネル登録よろしくお願いします。そしてまた見てくださいね~。
ありがとう!バイバ~イ!